問題
選択肢
- 1PER(株価収益率)は、無借金の方が負債で資金調達するよりも小さくなる。
- 2企業の最適資本構成は存在し、それによって企業価値も左右される。
- 3企業の市場価値は、当該企業の期待収益率でキャッシュフローを資本化することによって得られ、資本構成に影響を与える。
- 4投資のための切捨率は、資金調達方法にかかわりなく、一意に決定される。
正解
4. 投資のための切捨率は、資金調達方法にかかわりなく、一意に決定される。
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解説
MM理論(法人税なしの前提)の第3命題によれば、新規投資案の採否を判定する切捨率(資本コスト)は、その投資案を負債・株式いずれで資金調達しても一意に決まる(資本構成と無関係)。よってエが適切。アはMM第1命題により企業価値は資本構成と無関係なため、無借金企業のPERが必ず小さくなるとは限らない。イは法人税なしのMM理論では「最適資本構成は存在しない」(資本構成の選択は企業価値に影響しない)。ウのMM第1命題では企業価値はキャッシュフローと事業リスクで決まり、「資本構成には影響しない」のが正しい結論なので、「資本構成に影響を与える」は誤り。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和2年度 中小企業診断士1次試験 財務・会計 第24問)
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