問題
選択肢
- 1近年のサービス・ドミナント・ロジックに基づく製品開発においては、他社の技術や部品を採用したり、生産や設計のアウトソーシングを進めたりして、製品の機能やデザイン面の価値を高めることを重視している。
- 2サービス化の進展は、サービス・エンカウンターにおいて高度な顧客対応能力を有する従業員の必要性を高めている。しかしながら、売り手と買い手の協業によって生産される価値はサービス財より低いため、製造業においてはインターナル・マーケティングは必要ない。
- 3製造業では、商品におけるモノとサービスを二極化対比することによって、モノとは異なるサービスの特性を明らかにし、サービスの部分で交換価値を最大化する方向を目指すべきである。
- 4製造業は、製品の使用価値を顧客が能動的に引き出せるようにモノとサービスを融合して価値提案を行うことが望ましい。例えば、顧客に対して、コト消費を加速させる製品の使用方法を教育するイベントを開催したり、その情報を積極的に発信したりすることなどである。
正解
4. 製造業は、製品の使用価値を顧客が能動的に引き出せるようにモノとサービスを融合して価値提案を行うことが望ましい。例えば、顧客に対して、コト消費を加速させる製品の使用方法を教育するイベントを開催したり、その情報を積極的に発信したりすることなどである。
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解説
サービス・ドミナント・ロジック(S-Dロジック、バーゴ=ラッシュ)は、モノとサービスを二項対立せず統合し、価値は使用時に顧客との共創で生まれる(使用価値・文脈価値)とする。製造業も製品の使用価値を顧客が能動的に引き出せるようモノとサービスを融合した価値提案を行うべきで、コト消費を加速させる教育イベント等はその実践例。エが正解。アは技術アウトソーシングではなく顧客との価値共創が重要。イは製造業でもインターナル・マーケティングは重要。ウはモノ・サービスを「二極化対比」ではなく「統合」するのがS-Dロジック。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和2年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第37問設問2)
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