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企業経営理論難易度: 標準2015年度

中小企業診断士 過去問企業経営理論 第2問

問題

新興国の中所得層や低所得層の潜在的な市場への浸透について注意すべきことに関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1現地の大衆市場でコモディティ化が進行する製品分野では、改良型製品を次々に市場に投入するスピードを発揮できれば、価格競争を回避し得る。
  2. 2現地の大衆市場では低価格を武器とする現地企業と競合して不採算に陥りやすいので、現地対応の低価格製品を日本国内の生産で供給する体制をとる。
  3. 3現地の大衆市場では薄利多売が有効であるが、損益分岐点が押し上げられるため、営業費用等の変動費を下げる必要がある。
  4. 4現地の低所得層の市場では、商品配送に支障をもたらす道路事情や商品知識に乏しい顧客が散在しているなどのため、濃密でコストのかかる人的接触重視によるアプローチも求められることに注意しなければならない。

正解

4. 現地の低所得層の市場では、商品配送に支障をもたらす道路事情や商品知識に乏しい顧客が散在しているなどのため、濃密でコストのかかる人的接触重視によるアプローチも求められることに注意しなければならない。

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解説

BOP(Bottom of Pyramid)市場では、インフラ未整備や商品知識の乏しい顧客が分散しているため、人海戦術的な人的接触・販売チャネル構築が必要となるケースが多い。エが正しい。アはコモディティ化した製品では改良型投入だけでは価格競争を回避しにくい。イは低価格製品を高コストな国内生産で供給するのは矛盾しており、現地生産が基本。ウは薄利多売で損益分岐点を下げるなら固定費削減が中心で、変動費削減(薄利化のさらなる進行)は逆効果になり得る。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成27年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第11問)

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