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企業経営理論・組織論難易度: 標準2022年度

中小企業診断士 過去問企業経営理論・組織論 第13問

問題

経営組織の形態と構造に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1事業部制組織では事業部ごとに製品−市場分野が異なるので、事業部を共通の基準で評価することが困難なため、トップマネジメントの調整負担が職能部門別組織に比べて大きくなる。
  2. 2職能部門別組織は、範囲の経済の追求に適している。
  3. 3トップマネジメント層の下に、生産、販売などの部門を配置する組織形態が職能部門別組織であり、各職能部門はプロフィットセンターとして管理される必要がある。
  4. 4マトリックス組織では、部下が複数の上司の指示を仰ぐため、機能マネジャーと事業マネジャーの権限は重複させておかなければならない。
  5. 5命令の一元化の原則を貫徹する組織形態がライン組織であり、責任と権限が包括的に行使される。

正解

5. 命令の一元化の原則を貫徹する組織形態がライン組織であり、責任と権限が包括的に行使される。

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解説

ライン組織は命令一元化(unity of command)の原則を貫徹する最も基本的な組織形態で、トップから末端まで階層的な命令系統で結ばれ、責任と権限が包括的に行使されるためオが正しい。アの事業部制組織は事業部ごとに共通の利益指標(投資利益率等)で評価可能であり、トップマネジメントの日常的調整負担はむしろ職能部門別組織より小さくなる(戦略的意思決定に集中可能)。イの職能部門別組織は「規模の経済」の追求に適しており、範囲の経済追求には事業部制や持株会社制が適合。ウの職能部門別組織は各職能部門が単独で利益を生まないため、コストセンター(販売部門は売上センター・収益センター)として管理されるのが一般的(プロフィットセンター管理は事業部制の特徴)。エのマトリックス組織は機能マネジャー(資源・専門性)と事業マネジャー(製品・成果責任)の権限を明確に分業させる必要があり、重複は混乱の原因となる。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和4年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第13問)

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