問題
選択肢
- 1ERG理論では、例えばある人との関係において関係欲求が満たされない場合、人間はその人との関係において関係欲求を満たすことを追求し続けると考える。
- 2ERG理論では、例えば成長欲求が満たされない場合、欲求段階説の想定とは異なり、より具体的で確実性の高い目標を志向する関係欲求を満たそうとするようになる可能性を想定する。
- 3ERG理論における関係欲求の内容は、欲求段階説における生理的欲求の一部と安全欲求、および所属と愛の欲求の一部に対応する。
- 4欲求段階説では、人間の持つ欲求を生理的欲求、安全欲求、所属と愛の欲求、自己実現欲求の4つのカテゴリーに分類するのに対して、ERG理論では、生存欲求、関係欲求、成長欲求という3つのカテゴリーに分類する。
正解
2. ERG理論では、例えば成長欲求が満たされない場合、欲求段階説の想定とは異なり、より具体的で確実性の高い目標を志向する関係欲求を満たそうとするようになる可能性を想定する。
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解説
アルダファーのERG理論は、マズローの5段階欲求を生存欲求(Existence:生理的欲求・安全欲求の物質的側面)、関係欲求(Relatedness:安全欲求の対人面・所属愛・承認欲求の対人面)、成長欲求(Growth:承認欲求の自己面・自己実現欲求)の3つに整理した修正理論。マズローは下位欲求が満たされて初めて上位欲求が出現するとする「満足進行」モデルだが、アルダファーはこれに加え上位欲求が満たされない場合に下位欲求の強さが増す「不満退行」モデルを提唱した。イは成長欲求が満たされない場合に関係欲求(より確実性が高い対人面の充足)へ退行する典型例で、ERG理論の不満退行を説明する正しい記述。アはERG理論では関係欲求が満たされない場合、他の対象や他の欲求(生存欲求や成長欲求)へ移行する可能性を認める。ウは関係欲求は安全欲求の「対人面」と所属愛・承認の「対人面」に対応(生理的欲求は対応しない)。エはマズローは5段階(尊重欲求=承認欲求が抜けている)。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和6年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第18問)
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