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財務・会計難易度: 標準2023年度

中小企業診断士 過去問財務・会計 第2問

問題

以下の一連の取引の仕訳として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 8/12 当社は、得意先との間で、25,000円の商品Bと35,000円の商品Cを販売する契約を締結した。合計の代金60,000円は、商品Bと商品Cの両方を引き渡した後に請求することになっている。また、商品Bと商品Cの引き渡しは、それぞれ独立した履行義務である。商品Bについては、契約を締結した後、直ちに得意先に引き渡した。 8/25 商品Cを得意先に引き渡した。当社は、商品Bと商品Cの代金に対する請求書を送付する予定である。

選択肢

  1. 18/12 (借)契約資産 25,000/(貸)売上 25,000、8/25 (借)売掛金 60,000/(貸)契約資産 25,000・売上 35,000
  2. 28/12 (借)契約資産 25,000/(貸)契約負債 25,000、8/25 (借)売掛金 60,000・契約負債 25,000/(貸)売上 60,000・契約資産 25,000
  3. 38/12 (借)契約資産 60,000/(貸)売上 60,000、8/25 (借)売掛金 60,000/(貸)契約資産 60,000
  4. 48/12 (借)契約資産 60,000/(貸)売上 25,000・契約負債 35,000、8/25 (借)売掛金 60,000・契約負債 35,000/(貸)契約資産 60,000・売上 35,000

正解

1. 8/12 (借)契約資産 25,000/(貸)売上 25,000、8/25 (借)売掛金 60,000/(貸)契約資産 25,000・売上 35,000

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解説

収益認識会計基準では、独立した履行義務を充足した時点で収益を認識し、対価の請求権が他の履行義務の充足に依存する場合は「契約資産」として計上する。8/12時点で商品Bを引き渡したため売上25,000円を認識するが、請求権は商品Cの引き渡しを条件とするので「契約資産」とする。8/25に商品Cを引き渡すと、代金請求権が確定し売掛金60,000円を計上、対応する売上35,000円と契約資産25,000円を取り崩す。よって、8/12に契約資産25,000円・売上25,000円を計上し、8/25に売掛金60,000円を計上して契約資産25,000円と売上35,000円を貸方処理する仕訳が適切。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和5年度 中小企業診断士1次試験 財務・会計 第2問)

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