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企業経営理論・経営戦略難易度: 標準2024年度

中小企業診断士 過去問企業経営理論・経営戦略 第9問

問題

W. アバナシーとJ. アッターバックによって提唱された産業発展の段階とイノベーションのモデル(A-Uモデル)に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1ある製品について、使用状況、仕様、評価基準が顧客の間で共有されるようになると、ドミナントデザインが定まってくる。
  2. 2生産者の評価基準は、工程イノベーションが主流になると、コストから製品の新規性に移っていく。
  3. 3製品そのものや、それを背後で支える各種の要素技術の進歩をもたらす製品イノベーションは、ドミナントデザインが生じた後により多く現れる。
  4. 4ドミナントデザインが出現すると、機械的組織よりも有機的組織が、その産業において増えていく。
  5. 5ドミナントデザインが出現すると、製品イノベーションも工程イノベーションも活発化する。

正解

1. ある製品について、使用状況、仕様、評価基準が顧客の間で共有されるようになると、ドミナントデザインが定まってくる。

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解説

A-Uモデルでは、産業発展の流動期→移行期→特定期の3段階を経る。流動期は多様な製品デザインが競合し製品イノベーションが活発、ドミナントデザイン(業界標準的な設計)が確立すると移行期に入り工程イノベーションが優位となる。アは、顧客の間で製品の使用状況・仕様・評価基準が共有されるとドミナントデザインが定まるという正しい記述。イは工程イノベーション主流期には評価基準が新規性からコスト・効率に移る(逆)。ウは製品イノベーションはドミナントデザイン出現前の流動期に最も多く、出現後は減少する(逆)。エはドミナントデザイン出現後は標準化・効率化志向となり機械的組織が増える(逆)。オはドミナントデザイン出現後は製品イノベーションは沈静化し工程イノベーションのみ活発化する。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和6年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第9問)

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