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企業経営理論・組織論難易度: 2024年度

中小企業診断士 過去問企業経営理論・組織論 第17問

問題

社会や組織の転換期において、既存の体制や構造を変革するために発揮されるリーダーシップを「変革型リーダーシップ」と呼ぶ。変革型リーダーはフォロワーの価値観や態度を変化させ、フォロワーとの間で相互に刺激し合い高め合う関係を築くとされる。 一方で、定常的な状況下において有効な成果をあげるために、ギブ・アンド・テイクの交換関係をフォロワーとの間に築くことでフォロワーへの影響力を発揮するリーダーシップを「交換型リーダーシップ」と呼ぶ。 B. バスらによると、変革型リーダーシップと交換型リーダーシップは、それぞれ複数の異なる次元から構成される。これらの次元に則して、変革型リーダーシップと交換型リーダーシップの代表例を以下に示す。両リーダーシップとそれぞれの代表例との対応関係の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 <変革型リーダーシップまたは交換型リーダーシップの代表例> a 業績目標を達成した場合に何が報酬としてフォロワーに与えられるかを示す。 b 魅力的な将来ビジョンを打ち出し、ビジョンを実現する意義をフォロワーに話す。 c フォロワーがルールや基準から逸脱していないか日常的に注意を払う。 d フォロワーにとって理想的な模範となるべく率先して行動する。 e 前提を見直すことで、フォロワーに新たな視点から問題解決するよう促す。 f 個々のフォロワーのニーズや能力の多様性を認め、フォロワーの強みを伸ばそうと支援する。 g フォロワーがリーダーや組織に対して誇りや尊敬の念を持つように促す。 h 問題が深刻になってから事後的に問題に介入する。

選択肢

  1. 1変革型リーダーシップ:a、b、d、f、h 交換型リーダーシップ:c、e、g
  2. 2変革型リーダーシップ:a、c、d、e、g 交換型リーダーシップ:b、f、h
  3. 3変革型リーダーシップ:a、c、e、f、g 交換型リーダーシップ:b、d、h
  4. 4変革型リーダーシップ:b、c、d、e、h 交換型リーダーシップ:a、f、g
  5. 5変革型リーダーシップ:b、d、e、f、g 交換型リーダーシップ:a、c、h

正解

5. 変革型リーダーシップ:b、d、e、f、g 交換型リーダーシップ:a、c、h

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解説

バス(B. Bass)の変革型・交換型リーダーシップ理論では、変革型リーダーシップは①理想化された影響(カリスマ:d模範行動・g誇り尊敬)、②モチベーションの鼓舞(b将来ビジョン)、③知的刺激(e前提を見直す)、④個別配慮(f個別ニーズ支援)の4次元で構成される。一方、交換型リーダーシップは①状況的報酬(a成果連動報酬)、②例外による管理=積極的(cルール監視)、③例外による管理=消極的(h問題深刻化後の事後介入)で構成される。よって変革型=b・d・e・f・g、交換型=a・c・hとなり、オが正解。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和6年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第17問)

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