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経営情報システム難易度: 難2024年度

中小企業診断士 過去問|経営情報システム 第7問

問題

以下に示す表は、ある小売店が利用している受注管理表の一部である(図参照)。この表を正規化した構造として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。ただし、単価は商品コードによって一意に定まるものとする。 <受注管理表(一部)>
受注番号受注日得意先コード商品コード受注数量単価合計金額
100012024-04-013011A51000
B12000
C2300013000
100022024-04-011022B42000
C1300011000
100032024-04-022033A61000
C3300015000
経営情報システムの図表

選択肢

  1. 1{受注番号、受注日、得意先コード、合計金額}/{受注番号、商品コード、受注数量}/{商品コード、単価}
  2. 2{受注番号、受注日、得意先コード、商品コード、合計金額}/{受注番号、商品コード、受注数量}/{得意先コード、商品コード、単価}
  3. 3{受注番号、受注日、得意先コード、商品コード、合計金額}/{得意先コード、商品コード、受注数量}
  4. 4{受注番号、得意先コード、合計金額}/{得意先コード、商品コード、受注数量}/{商品コード、単価}/{受注番号、受注日}
  5. 5{受注番号、受注日、商品コード、合計金額}/{受注番号、得意先コード、受注数量}/{商品コード、単価}

正解

1. {受注番号、受注日、得意先コード、合計金額}/{受注番号、商品コード、受注数量}/{商品コード、単価}

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解説

元の表は、1件の受注(受注番号・受注日・得意先コード・合計金額)の中に商品の行(商品コード・受注数量・単価)が繰り返し現れる非正規形なので、まず繰返しを排除して1行1明細の表にする(第1正規形)。受注番号が同じでも商品コードが異なる行があるため、主キーは複合キー{受注番号、商品コード}となる。このうち、受注日・得意先コード・合計金額は受注番号だけで決まり、単価は商品コードだけで決まる(問題文の但し書き)。どちらも主キーの一部への関数従属(部分関数従属)なので、第2正規形にする段階で分離し、{受注番号、受注日、得意先コード、合計金額}と{商品コード、単価}を別の表にする。受注数量は主キー全体(受注番号と商品コードの組)で決まるので{受注番号、商品コード、受注数量}の表に残る。分けた3表には、非キー属性がほかの非キー属性を介して決まる推移関数従属もないので、これで第3正規形になっている。結果として、(1){受注番号、受注日、得意先コード、合計金額}、(2){受注番号、商品コード、受注数量}、(3){商品コード、単価}の3表構成となり、アが正解。イは、受注の表に商品コードを含めているため1件の受注が商品の数だけ行に分かれて受注日などが重複し、単価の表にも単価の決定に関係しない得意先コードが入っている。ウは単価の表がなく単価の情報が失われるうえ、{得意先コード、商品コード、受注数量}ではどの受注の数量か特定できない。エも{得意先コード、商品コード、受注数量}ではどの受注の数量か特定できず、{受注番号、受注日}を別の表にする必要もない。オは受注の表に商品コードを入れる一方、受注数量を商品コードのない{受注番号、得意先コード、受注数量}に置いているため、どの商品の数量か特定できない。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和6年度 中小企業診断士1次試験 経営情報システム 第7問)

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