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経営情報システム難易度: 標準2024年度

中小企業診断士 過去問経営情報システム 第12問

問題

クラウドサービスを利用する際、セキュリティやコンプライアンスなどの責任範囲を、クラウドサービスを提供する事業者とクラウドサービスの利用者の間で明確に分担するという考え方を「責任共有モデル」と呼ぶ。クラウドサービス事業者とクラウドサービス利用者の間の責任分界に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1IaaSを利用する場合、ミドルウェアやOSを管理する責任はクラウドサービス事業者が負う。
  2. 2PaaSを利用する場合、ハードウェアやネットワークを管理する責任はクラウドサービス利用者が負う。
  3. 3SaaS事業者が他社のIaaS/PaaSを利用してクラウドサービスを提供する場合、提供するクラウドサービス全体の管理責任をIaaS/PaaS事業者が負う。
  4. 4SaaSを利用する場合、クラウドサービス事業者が提供するアプリケーションを利用するためのデータやアプリケーション上で生成したデータを管理する責任はクラウドサービス利用者が負う。
  5. 5クラウドサービス利用者がIaaSの設定をシステムインテグレータに準委任契約で外部委託する場合、最終責任をシステムインテグレータが負う。

正解

4. SaaSを利用する場合、クラウドサービス事業者が提供するアプリケーションを利用するためのデータやアプリケーション上で生成したデータを管理する責任はクラウドサービス利用者が負う。

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解説

SaaSではアプリケーションまで事業者が提供するが、利用者が入力するデータや生成データの管理責任は利用者が負うのが責任共有モデルの一般的整理であり、エが正しい。アのIaaS(Infrastructure as a Service)はハードウェア・ネットワーク・仮想化基盤までが事業者責任で、OSやミドルウェアは利用者が管理するため誤り。イのPaaS(Platform as a Service)ではOSやミドルウェアまで事業者が管理し、ハードウェアやネットワークも事業者責任のため誤り。ウのSaaS事業者は、自社が他社IaaS/PaaSを利用していても、利用者に対する全体管理責任はSaaS事業者が負うため誤り。オの準委任契約では受託者は善管注意義務を負うのみで、委託元(クラウド利用者)が最終的な責任を負うため誤り。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和6年度 中小企業診断士1次試験 経営情報システム 第11問)

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