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中小企業経営・中小企業政策難易度: 標準2024年度

中小企業診断士 過去問|中小企業経営・中小企業政策 第20問

問題

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 中小企業庁の委託により、(株)野村総合研究所が実施した中小企業を対象としたアンケート調査(「地域における中小企業のデジタル化及び社会課題解決に向けた取組等に関する調査」)に基づき、地域課題解決事業の取組状況について見る。 現在の取組状況を見ると、「取り組んでいる」企業の割合が「取り組んでいない」企業の割合を A いる。また、地域課題解決事業に現在取り組んでいると回答した事業者における、地域課題解決事業単体での収支状況を見ると、収支状況が「黒字」または「収支均衡」と回答した事業者の合計割合は、「赤字」と回答した企業の割合を B いる。 そして、地域課題解決事業に取り組む事業者は、さまざまなルートから資金調達を行っていることが分かる。 なお、アンケート調査は、(株)野村総合研究所が、2022 年 12 月に商工会と商工会議所の会員及び中小企業・小規模事業者 10,000 社を対象に Web アンケート調査として実施された(有効回答:7,323 件)ものである。 また、地域課題解決事業とは、地域課題解決に向けて事業外の活動(慈善活動や CSR など)として取り組むことではなく、自社の事業の一環として取り組むことを指す。黒字は、「補助金を除いても黒字(補助金をもらっていない場合も含む)」または「補助金を含めれば黒字」のいずれかを回答した事業者を指す。赤字は、「赤字」または「事業単体での収支を見ていない・分からない」のいずれかを回答した事業者を指す。 (設問2) 文中の下線部について、「地域における中小企業のデジタル化及び社会課題解決に向けた取組等に関する調査」に基づき、地域課題解決事業に取り組む事業者の資金調達方法(複数回答)を次のa~cで見た場合、回答企業割合が高いものから低いものへと並べた組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 a:「金融機関等からの借入れ」 b:「クラウド・ファンディングの活用」 c:「別事業の収益等の自己資金」

選択肢

  1. 1a:「金融機関等からの借入れ」 - b:「クラウド・ファンディングの活用」 - c:「別事業の収益等の自己資金」
  2. 2a:「金融機関等からの借入れ」 - c:「別事業の収益等の自己資金」 - b:「クラウド・ファンディングの活用」
  3. 3b:「クラウド・ファンディングの活用」 - a:「金融機関等からの借入れ」 - c:「別事業の収益等の自己資金」
  4. 4b:「クラウド・ファンディングの活用」 - c:「別事業の収益等の自己資金」 - a:「金融機関等からの借入れ」
  5. 5c:「別事業の収益等の自己資金」 - a:「金融機関等からの借入れ」 - b:「クラウド・ファンディングの活用」

正解

2. a:「金融機関等からの借入れ」 - c:「別事業の収益等の自己資金」 - b:「クラウド・ファンディングの活用」

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解説

この調査(2023年版小規模企業白書 第2部第1章第1節「地域課題の解決に取り組む事業者の実態」で分析)では、地域課題解決事業に取り組む事業者の資金の確保方法(複数回答)は、「金融機関等からの借入れ」が約6割と最も高く、次いで「別事業の収益等の自己資金」で、「クラウド・ファンディングの活用」は少数にとどまる。地域課題解決事業であっても、資金の中心は金融機関からの借入れであり、事業の社会的意義を資金提供者(金融機関)にしっかり伝えることが資金調達の円滑化に重要とされている。よってa→c→bのイが正解。(自己資金が最も多いとする並びは誤り。)(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和6年度 中小企業診断士1次試験 中小企業経営・中小企業政策 第15問 設問2)

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