問題
次の対象者と医薬品使用上の注意の組合せとして、誤っているものはどれか。
選択肢
- 1小児 - 5歳未満の幼児には誤嚥防止のため錠剤等の使用に注意
- 2高齢者 - 嚥下機能低下や肝・腎機能低下に配慮
- 3妊婦 - 胎児への影響を考慮し慎重投与
- 4授乳婦 - 母乳移行の可能性はないため通常通り使用可能
正解
4. 授乳婦 - 母乳移行の可能性はないため通常通り使用可能
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解説
誤っているのは選択肢4である。医薬品成分の一部は乳汁中に移行することが知られており、母乳を介して乳児が成分を摂取するおそれがあるため、授乳婦が「通常通り使用可能」とする記述は誤りである。授乳婦については、添付文書に「授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること」等の記載がある成分(ジフェンヒドラミン塩酸塩、コデインリン酸塩水和物等)に注意し、医師・薬剤師への相談を促す必要がある。選択肢1〜3は正しい組合せである。5歳未満の幼児には錠剤・カプセル剤は喉につかえやすく誤嚥の危険があるため注意が必要であり、高齢者には嚥下機能や肝・腎機能の低下への配慮が、妊婦には胎盤を介した胎児への移行や催奇形性を考慮した慎重な対応が求められる。対象者ごとの注意点の整理は第1章の頻出テーマである。
一問一答
5章の全範囲を体系的に演習