問題
大腸に関する記述として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1盲腸・結腸・直腸からなり、水分や電解質の吸収と糞便形成が主な役割である
- 2タンパク質の消化酵素を分泌し、アミノ酸まで分解する
- 3主にブドウ糖・アミノ酸を吸収する器官である
- 4腸内細菌は存在せず、無菌状態が保たれている
正解
1. 盲腸・結腸・直腸からなり、水分や電解質の吸収と糞便形成が主な役割である
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解説
正解は「盲腸・結腸・直腸からなり、水分や電解質の吸収と糞便形成が主な役割である」とする記述である。大腸は盲腸・結腸(上行・横行・下行・S状結腸)・直腸から構成され、内容物中の水分と電解質を吸収して糞便を形成することが主な役割である。「タンパク質の消化酵素を分泌しアミノ酸まで分解する」とする記述は誤り。大腸の腸液には消化酵素はほとんど含まれず、タンパク質をアミノ酸まで分解する働きはない。「主にブドウ糖・アミノ酸を吸収する器官である」とする記述も誤りで、ブドウ糖・アミノ酸といった栄養素の主たる吸収は小腸が担う。「腸内細菌は存在せず無菌状態が保たれている」とする記述も誤りで、大腸内には腸内細菌叢(腸内細菌)が多数存在し、無菌ではない。腸内細菌は血液凝固に関わるビタミンKや一部のビタミンB群を産生する点、大腸の粘液が便塊を滑らかにし腸壁を保護する点は頻出ポイントである。「大腸=水分吸収と糞便形成、栄養吸収は小腸」という役割分担を明確に整理しておきたい。
一問一答
5章の全範囲を体系的に演習