問題
消化管における消化に関する次の記述のうち、正しいものの個数はどれか。 ア 食道は嚥下された飲食物を蠕動運動により胃へ送り、消化はほとんど行わない。 イ 胃の主細胞からはペプシノーゲンが、壁細胞からは塩酸が分泌される。 ウ 大腸では胆汁酸塩により脂質の乳化が主に行われる。 エ 直腸の便意は反射により便の排出につながる。
選択肢
- 11つ
- 22つ
- 33つ
- 44つ
正解
3. 3つ
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解説
正しいのはア・イ・エの3つである。アは正しい。食道は嚥下された飲食物を蠕動運動(筋肉の収縮波)により胃へ送る通路で、消化はほとんど行わない。イも正しく、胃の主細胞からはペプシノーゲンが、壁細胞からは塩酸が分泌される(副細胞からは粘液が分泌される)。エも正しく、直腸に便が送られてくると、その刺激が脳に伝わり便意が生じ、反射により排便につながる。ウは誤り。胆汁酸塩による脂質の乳化が行われるのは大腸ではなく、胆汁が分泌される十二指腸から小腸にかけてである。大腸の役割は水分・電解質の吸収と糞便形成であり、脂質の乳化は行わない。胃の3種類の分泌細胞(主細胞=ペプシノーゲン、壁細胞=塩酸、副細胞=粘液)の対応は頻出の重要事項である。
一問一答
5章の全範囲を体系的に演習