問題
汗腺に関する記述として、誤っているものはどれか。
選択肢
- 1エクリン腺は全身に分布し、体温調節のための発汗を行う
- 2アポクリン腺は腋窩等に分布し、思春期以降に発達する
- 3汗の分泌はすべて副交感神経により促進される
- 4皮膚からの発汗は気化熱により体温を低下させる作用を持つ
正解
3. 汗の分泌はすべて副交感神経により促進される
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解説
誤っているのは選択肢3である。汗腺の発汗は副交感神経ではなく交感神経により支配される。ただしエクリン腺の発汗を促す交感神経の末端からは、例外的にアセチルコリンが放出される点に特徴がある(多くの交感神経末端からはノルアドレナリンが放出される)。「汗の分泌はすべて副交感神経により促進される」という記述は支配神経が誤っている。選択肢1・2・4は正しい。エクリン腺はほぼ全身の皮膚に分布し、体温が上がったときに発汗して体温調節を行う。アポクリン腺は腋窩(わきの下)など特定の部位に分布し、思春期以降に発達する。皮膚からの発汗は、汗が蒸発する際に気化熱を奪うことで体温を低下させる働きを持つ。交感神経でありながらアセチルコリンを放出するという汗腺の例外は、自律神経と伝達物質の対応を問う問題で頻出の重要事項である。
一問一答
5章の全範囲を体系的に演習