問題
点鼻薬・点眼薬の吸収に関する次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。 ア 点眼薬は涙とともに鼻涙管を経由し、鼻粘膜から全身吸収される場合がある。 イ 点鼻薬は鼻粘膜から吸収され、肝初回通過効果を受けにくい。 ウ 点眼薬は全身性副作用を生じることはない。 エ 鼻粘膜は血管が乏しく、薬物吸収は極めて遅い。
選択肢
- 11つ
- 22つ
- 33つ
- 44つ
正解
2. 2つ
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解説
正しいのはア・イの2つであり、正解は選択肢2である。アは正しい。点眼薬は涙とともに鼻涙管を通って鼻腔へ流れ、鼻粘膜から吸収されて全身に影響を及ぼす場合がある。イも正しく、点鼻薬は鼻粘膜から直接吸収されるため、消化管・肝臓を経由せず肝初回通過効果を受けにくい。ウは誤り。点眼薬でも、鼻粘膜等から吸収された成分により全身性の副作用(緑内障治療用のβ遮断点眼薬による徐脈や喘息悪化など)が生じることがある。エも誤りで、鼻粘膜は血管が豊富で薬物の吸収はむしろ速やかである(「血管が乏しく吸収が遅い」は逆)。鼻粘膜が血管に富み吸収が速いことが、点鼻薬の全身性副作用や、点鼻用血管収縮成分の使いすぎによる二次充血(薬剤性鼻炎)の原因にもなる点、点眼後に目頭を押さえると全身吸収を減らせる点は頻出の重要事項である。
一問一答
5章の全範囲を体系的に演習