問題
医薬品の作用と副作用に関する記述として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1主作用と副作用は表裏一体であり、同じ薬理作用が状況により有益にも有害にもなり得る
- 2副作用は予防可能であり、適切に使用すれば一切生じない
- 3主作用が出ている限り、副作用は決して発生しない
- 4副作用はすべての患者に同じ強度で発生する
正解
1. 主作用と副作用は表裏一体であり、同じ薬理作用が状況により有益にも有害にもなり得る
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解説
正解は選択肢1である。医薬品の主作用と副作用は表裏一体であり、同じ薬理作用が状況によって有益(主作用)にも有害(副作用)にもなり得る。例えば抗ヒスタミン成分の中枢抑制作用は、アレルギー治療では副作用の眠気となるが、睡眠改善薬では主作用の催眠効果として利用される。選択肢2は誤りで、副作用は適切に使用しても完全に予防できるわけではなく「一切生じない」とはいえない。選択肢3も誤りで、主作用が出ているからといって副作用が発生しないわけではなく、両者は同時に現れ得る。選択肢4も誤りで、副作用の頻度や強度は使用する人の体質・体調・年齢・併用薬等によって異なり、すべての患者に同じ強度で発生するわけではない。「主作用と副作用は同一の薬理作用に由来し、状況で意味づけが変わる」という考え方、副作用の現れ方に個人差があることは頻出の重要事項である。
一問一答
5章の全範囲を体系的に演習