問題
ピレンゼピン塩酸塩水和物(胃の薬の成分)に関する記述として、正しいものはどれか。
選択肢
- 1消化管の運動をほとんど抑えずに胃液分泌を抑える選択的M1抗コリン薬である
- 2プロスタグランジン製剤であり胃粘膜保護作用が主である
- 3プロトンポンプ阻害薬の代表成分である
- 4ピレンゼピンには排尿困難・口渇・便秘等の抗コリン作用は全く現れない
正解
1. 消化管の運動をほとんど抑えずに胃液分泌を抑える選択的M1抗コリン薬である
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解説
正解は「消化管の運動をほとんど抑えずに胃液分泌を抑える選択的M1抗コリン薬である」。ピレンゼピン塩酸塩水和物は胃壁細胞のムスカリンM1受容体を選択的に遮断して胃酸の分泌を抑える成分で、消化管全体の運動への影響は比較的少ないとされる。「プロスタグランジン製剤で胃粘膜保護作用が主」は誤りで作用機序が異なる。「プロトンポンプ阻害薬の代表成分」も誤りで、ピレンゼピンは抗コリン成分でありプロトンポンプ阻害薬ではない。「抗コリン作用は全く現れない」も誤りで、選択性はあるものの口渇・便秘・排尿困難・目のかすみといった抗コリン作用が現れることがあり、緑内障や前立腺肥大による排尿困難のある人は症状を悪化させるおそれがあるため注意を要する。選択的M1抗コリン薬であること、抗コリン作用による禁忌・注意が頻出ポイント。
一問一答
5章の全範囲を体系的に演習