虚偽の外観と第三者の保護民法

20点 / 目安35
民法本試験では法律基本科目50応用

虚偽の外観と第三者の保護

94条2項の類推適用によって取引の安全を図る枠組みを問う

〔資料〕

Aは自己所有の甲土地について、税金対策のため、Bの承諾を得ないままB名義の所有権移転登記を経由した。

その後Bは、甲土地が自己の名義になっていることを知り、これを自己のものとしてCに売却し、Cへの所有権移転登記がされた。Cは登記を信頼しており、甲土地が実際にはAのものであることを知らず、知らないことに落ち度もなかった。

AはCに対し、所有権に基づいて甲土地の登記の抹消を求めている。

問題110点・360字以内

民法94条2項が第三者を保護している趣旨を述べたうえで、本件のように通謀がない場合に同項を類推適用できるかを、その要件とともに論じなさい。

問題210点・320字以内

AのCに対する請求が認められるかを、問題1の枠組みをあてはめて論じなさい。

この問題文・資料は当サイトが論文式試験の出題範囲に沿って作成したオリジナルであり、本試験の過去問ではありません。