資産投資その他の資産借方簿記2級出題頻度 3/3
繰延税金資産
くりのべぜいきんしさん
定義
将来の税金を減額する効果を持つ資産。税効果会計により一時差異に対して計上する。
詳細解説
繰延税金資産は、将来減算一時差異(会計上の費用が税務上の損金算入より先行している場合)に法定実効税率を乗じて計上する。典型的には減価償却超過額、貸倒引当金の損金算入限度超過額、退職給付引当金などから生じる。回収可能性を慎重に判断し、回収可能性がない部分は計上しない。
借方科目として覚える
繰延税金資産 は資産に属する勘定科目なので、増加時は借方、減少時は反対側(貸方)に記入します。資産は「借方=増加・貸方=減少」が基本ルール。
仕訳例(3件)
例 1
(借)繰延税金資産 30,000 /(貸)法人税等調整額 30,000 ←将来減算一時差異100,000×税率30%
例 2
(借)繰延税金資産 15,000 /(貸)その他有価証券評価差額金 15,000 ←その他有価証券の評価差損に対する税効果
例 3
(借)法人税等調整額 30,000 /(貸)繰延税金資産 30,000 ←一時差異の解消
関連勘定科目
よくある質問
Q. 繰延税金資産とは?
A. 将来の税金を減額する効果を持つ資産。税効果会計により一時差異に対して計上する。
Q. 繰延税金資産は借方・貸方のどちら?
A. 資産なので増加時は借方、 減少時は反対側(貸方)に記入します。
Q. 繰延税金資産の仕訳例は?
A. (借)繰延税金資産 30,000 /(貸)法人税等調整額 30,000 ←将来減算一時差異100,000×税率30%