資産の勘定科目
119科目保有する財産・債権(現金・売掛金・固定資産など)
資産の基本ルール
資産は「借方=増加・貸方=減少」。現金・売掛金・固定資産など、企業が保有する経済的価値のある財産を示します。
流動資産(42科目)
受取商品券
(うけとりしょうひんけん)借方↑3級商品の販売時に代金として受け取った他店発行の商品券。後日、発行元に精算を請求できる。
受取手形
(うけとりてがた)借方↑3級商品売買などの営業取引に基づいて受け取った約束手形。満期日に代金を受け取る権利。
売掛金
(うりかけきん)借方↑3級商品を掛け(後払い)で販売したときに発生する代金の未回収分。営業上の債権。
貸倒引当金
(かしだおれひきあてきん)貸方↑2級受取手形・売掛金等の債権の貸倒見積額を表す評価勘定。
貸付金
(かしつけきん)借方↑3級取引先や従業員などに金銭を貸し付けた場合の債権。返済期限到来時に回収する。
仮払金
(かりばらいきん)借方↑3級支出の内容や金額が確定する前に概算で支払った金額。後日精算される一時的な勘定。
仮払金
(かりばらいきん)借方↑2級支出はしたが勘定科目・金額が未確定の支出を一時的に処理する科目。
為替予約
(かわせよやく)借方↑2級将来の外貨取引の為替レートを予約する取引で、評価益側に立つもの。
繰越商品
(くりこししょうひん)借方↑2級三分法で期末に保有する商品の在庫を表す棚卸資産。
繰延税金資産(流動)
(くりのべぜいきんしさん)借方↑2級税効果会計上の将来減算一時差異に係る資産のうち流動区分のもの。
クレジット売掛金
(くれじっとうりかけきん)借方↑3級クレジットカードによる販売で、信販会社から代金を受け取る権利。手数料が差し引かれる。
契約資産
(けいやくしさん)借方↑2級収益認識基準で、履行義務を充足したが代金請求権が条件付の資産。
現金
(げんきん)借方↑3級紙幣・硬貨のほか、他人振出小切手・郵便為替証書・配当金領収証など通貨代用証券を含む勘定科目。
小口現金
(こぐちげんきん)借方↑3級日常の少額経費の支払いのために、一定額を手許に置く現金。定額資金前渡制度(インプレスト・システム)で管理される。
材料
(ざいりょう)借方↑2級製造に使用するために購入した素材・部品等の在庫。工業簿記の基本的な資産勘定。
材料
(ざいりょう)借方↑2級製品製造に使用する目的で保有する原材料・部品等の棚卸資産。
差入保証金
(さしいれほしょうきん)借方↑3級建物の賃借時などに預け入れる敷金・保証金。契約終了時に返還される。
仕掛品
(しかかりひん)借方↑2級製造途中にある未完成の製品。製造原価の集計場所となる勘定科目。
仕掛品
(しかかりひん)借方↑2級製造途中で未完成の製品に集計された製造原価。
商品
(しょうひん)借方↑3級販売目的で仕入れた物品。三分法では決算時にのみ計上され、期中は仕入勘定で処理される。
製品
(せいひん)借方↑2級製造が完了した完成品。販売されるまで資産として計上する。
製品
(せいひん)借方↑2級製造が完了し販売可能となった自社製造の完成品の棚卸資産。
積送品
(せきそうひん)借方↑2級委託販売のため受託者に積送(発送)した、まだ販売されていない商品。
立替金
(たてかえきん)借方↑3級従業員や取引先が負担すべき金額を一時的に立て替えて支払った場合の債権。
定期預金
(ていきよきん)借方↑3級一定期間引き出さないことを条件に預け入れる預金。普通預金より高い利率が適用される。
手形貸付金
(てがたかしつけきん)借方↑3級約束手形を担保として受け取り、金銭を貸し付けた場合の債権。
電子記録債権
(でんしきろくさいけん)借方↑3級電子債権記録機関への記録により発生する金銭債権。手形に代わる新しい決済手段。
当座預金
(とうざよきん)借方↑3級銀行との当座取引契約に基づく預金口座。小切手の振出しにより支払いを行う無利息の預金。
売買目的有価証券
(ばいばいもくてきゆうかしょうけん)借方↑2級短期的な価格変動を利用して売買差益を得る目的で保有する有価証券。時価で評価する。
売買目的有価証券
(ばいばいもくてきゆうかしょうけん)借方↑2級時価の変動により利益を得る目的で保有する有価証券。
半製品
(はんせいひん)借方↑2級中間的な加工段階で、そのまま外部に販売可能な状態にある製品。
副産物
(ふくさんぶつ)借方↑2級主たる製品の製造過程で副次的に発生する価値のある物品。
普通預金
(ふつうよきん)借方↑3級銀行の普通預金口座。自由に預入・引出しができ、利息がつく預金。
不渡手形
(ふわたりてがた)借方↑2級支払期日に決済されなかった手形債権を振り替えて管理する科目。
返品資産
(へんぴんしさん)借方↑2級収益認識基準で、返品が見込まれる商品を回収する権利を表す資産。
前払金
(まえばらいきん)借方↑3級商品の仕入れに先立って支払った手付金・内金。前渡金ともいう。
前渡金
(まえわたしきん)借方↑2級商品・原材料等の仕入に先立ち支払った手付金・内金。
未収還付法人税等
(みしゅうかんぷほうじんぜいとう)借方↑2級中間納付額等が確定税額を上回り、還付を受ける法人税等の債権。
未収収益
(みしゅうしゅうえき)借方↑2級継続的な役務提供で、既に提供したが未収の収益(経過勘定)。
未収入金
(みしゅうにゅうきん)借方↑3級商品売買以外の取引で発生した未回収の代金。固定資産の売却代金の未回収分など。未収金ともいう。
未着品
(みちゃくひん)借方↑2級商品を仕入れたが未着で、貨物代表証券で保有している状態の棚卸資産。
有価証券
(ゆうかしょうけん)借方↑3級株式や公社債など、売買目的で短期的に保有する証券。取得原価で記帳し、決算時に時価評価する。
固定資産(4科目)
固定資産(評価勘定)(3科目)
経過勘定(前払費用)(2科目)
経過勘定(未収収益)(1科目)
貯蔵品(未使用分)(1科目)
投資その他の資産(21科目)
関係会社株式
(かんけいがいしゃかぶしき)借方↑2級子会社株式と関連会社株式を合わせた貸借対照表上の表示科目。
関連会社株式
(かんれんがいしゃかぶしき)借方↑2級議決権の20%以上50%以下を所有するなど重要な影響力を持つ会社の株式。取得原価で評価する。
関連会社株式
(かんれんがいしゃかぶしき)借方↑2級重要な影響を与えうる関連会社が発行する株式(持分法適用対象)。
繰延税金資産
(くりのべぜいきんしさん)借方↑2級将来の税金を減額する効果を持つ資産。税効果会計により一時差異に対して計上する。
繰延税金資産
(くりのべぜいきんしさん)借方↑2級税効果会計で、将来の税負担を軽減する効果を資産計上したもの。
子会社株式
(こがいしゃかぶしき)借方↑2級議決権の過半数を所有するなど支配している会社の株式。取得原価で評価する。
子会社株式
(こがいしゃかぶしき)借方↑2級支配目的で保有する、子会社が発行する株式。
その他有価証券
(そのたゆうかしょうけん)借方↑2級売買目的・満期保有目的・子会社株式・関連会社株式のいずれにも該当しない有価証券。
その他有価証券
(そのたゆうかしょうけん)借方↑2級売買目的・満期保有・子会社株式等のいずれにも該当しない有価証券。
退職給付に係る資産
(たいしょくきゅうふにかかるしさん)借方↑2級連結上、年金資産が退職給付債務を上回る場合に計上する資産。
長期貸付金
(ちょうきかしつけきん)借方↑2級決算日後1年を超えて返済期限が到来する貸付金。
長期性預金
(ちょうきせいよきん)借方↑2級満期が決算日後1年を超えて到来する定期預金等。
長期前払費用
(ちょうきまえばらいひよう)借方↑2級1年を超えて費用となる前払費用。投資その他の資産に分類される。
長期前払費用
(ちょうきまえばらいひよう)借方↑2級決算日後1年を超えて費用となる、前払いした役務の未経過分。
投資不動産
(とうしふどうさん)借方↑2級賃貸収益や値上がり益を目的として保有する土地・建物等。
投資有価証券
(とうしゆうかしょうけん)借方↑2級長期保有目的の有価証券の貸借対照表上の表示科目。満期保有目的債券やその他有価証券が含まれる。
投資有価証券
(とうしゆうかしょうけん)借方↑2級長期保有目的の有価証券(満期保有目的債券・その他有価証券等)の表示科目。
破産更生債権等
(はさんこうせいさいけんとう)借方↑2級経営破綻または実質的破綻に陥った債務者に対する債権。
前払年金費用
(まえばらいねんきんひよう)借方↑2級個別上、年金資産が退職給付引当金を上回る場合に計上する資産。
満期保有目的債券
(まんきほゆうもくてきさいけん)借方↑2級満期まで保有する目的で取得した社債やその他の債券。取得原価または償却原価で評価する。
満期保有目的債券
(まんきほゆうもくてきさいけん)借方↑2級満期まで保有する意図をもって保有する社債等の債券。
有形固定資産(11科目)
機械装置
(きかいそうち)借方↑2級製造・加工等に使用する機械および付属設備。
減価償却累計額
(げんかしょうきゃくるいけいがく)貸方↑2級有形固定資産の過年度からの減価償却費の累計を表す評価勘定。
建設仮勘定
(けんせつかりかんじょう)借方↑2級建設中の固定資産に対する支出額を一時的に処理する勘定。完成後に本勘定へ振り替える。
建設仮勘定
(けんせつかりかんじょう)借方↑2級建設中の有形固定資産に支出した金額を集計する仮勘定。
工具器具備品
(こうぐきぐびひん)借方↑2級工具・器具・備品で、耐用年数1年超かつ一定額以上のもの。
構築物
(こうちくぶつ)借方↑2級土地に定着した建物以外の土木設備・工作物(塀・舗装・橋等)。
車両運搬具
(しゃりょううんぱんぐ)借方↑2級営業用の自動車・トラック・フォークリフト等の運搬用具。
建物
(たてもの)借方↑2級営業・事業の用に供する店舗・事務所・工場等の建造物。
土地
(とち)借方↑2級事業の用に供する敷地等の土地。
リース資産
(りーすしさん)借方↑2級ファイナンス・リース取引により使用する権利を取得した資産。リース期間にわたり減価償却する。
リース資産
(りーすしさん)借方↑2級ファイナンス・リース取引で借手が計上する資産。
無形固定資産(14科目)
意匠権
(いしょうけん)借方↑2級物品のデザイン(意匠)を独占的に実施できる法律上の権利。
営業権
(えいぎょうけん)借方↑2級営業譲受により取得した超過収益力。のれんと同義で使われることが多い。
鉱業権
(こうぎょうけん)借方↑2級登録を受けた一定区域で鉱物を採掘・取得できる権利。
自社利用ソフトウェア
(じしゃりようそふとうぇあ)借方↑2級社内業務で利用するために取得・制作したソフトウェア。
実用新案権
(じつようしんあんけん)借方↑2級物品の形状・構造等の考案を独占的に実施できる法律上の権利。
借地権
(しゃくちけん)借方↑2級建物所有等を目的として他人の土地を使用する権利。
商標権
(しょうひょうけん)借方↑2級商品・役務に使用する商標を独占的に使用できる法律上の権利。
ソフトウェア
(そふとうぇあ)借方↑2級自社利用目的で制作または購入したコンピュータソフトウェア。無形固定資産として計上する。
ソフトウェア
(そふとうぇあ)借方↑2級コンピュータを機能させるプログラム等。利用目的に応じ資産計上する。
ソフトウェア仮勘定
(そふとうぇあかりかんじょう)借方↑2級制作途中のソフトウェアに要した支出を一時的に集計する仮勘定。
特許権
(とっきょけん)借方↑2級発明に対して独占的に利用できる権利。無形固定資産として計上し、8年以内で償却する。
特許権
(とっきょけん)借方↑2級発明を独占的・排他的に実施できる法律上の権利。取得対価を資産計上する。
のれん
(のれん)借方↑2級企業の買収・合併時に支払対価が受入純資産の時価を超える差額。超過収益力を表す。
のれん
(のれん)借方↑2級合併・買収で受け入れた純資産額を超えて支払った対価。超過収益力を表す。
その他(2科目)
繰延資産(5科目)
棚卸資産(10科目)
買入部品
(かいいれぶひん)借方↑2級そのまま製品に取り付けるために外部から購入した部品を処理する勘定。
材料
(ざいりょう)借方↑2級製品の製造のために購入し、まだ消費していない物品を処理する勘定。
作業くず
(さぎょうくず)借方↑2級製造過程で生じる切りくず・残材などの廃材で、売却価値のあるものを処理する勘定。
仕掛品
(しかかりひん)借方↑2級製造途中にあり、まだ完成していない製品の原価を集計する勘定。
仕損品
(しそんひん)借方↑2級製造に失敗し品質が標準に達しない不合格品のうち、評価額をもつものを処理する勘定。
消耗工具器具備品
(しょうもうこうぐきぐびひん)借方↑2級耐用年数が短く取得原価が小さい工具・器具・備品で、材料として処理するものを表す勘定。
製品
(せいひん)借方↑2級製造が完了し、販売可能となった完成品を処理する勘定。
半製品
(はんせいひん)借方↑2級一定の加工が終わり、そのまま外部に販売も可能な中間的生産物を処理する勘定。
副産物
(ふくさんぶつ)借方↑2級主産物の製造過程で必然的に生じる、相対的に価値の低い生産物を処理する勘定。
補助材料
(ほじょざいりょう)借方↑2級製品の製造を補助する目的で消費される材料を処理する勘定。