問題
システム監査における「予備調査」と「本調査」の関係として、最も適切な記述はどれか。
選択肢
- 1予備調査は本調査と並行して行う非公式な調査である
- 2予備調査は被監査領域の概要把握・リスク評価のために行い、その結果に基づき本調査の重点項目と監査手続を設計する
- 3予備調査は本調査の後に行う事後評価である
- 4予備調査と本調査は同一の手続であり区別はない
正解
2. 予備調査は被監査領域の概要把握・リスク評価のために行い、その結果に基づき本調査の重点項目と監査手続を設計する
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
システム監査は一般に、監査計画の策定→予備調査→本調査→評価・結論→報告という流れで実施される。予備調査では、被監査部門へのヒアリングや関連資料の閲覧を通じて、業務内容、システムの概要、関連規程、コントロールの整備状況などを把握し、リスクの所在を評価する。その結果に基づいて、本調査で重点的に検証すべき項目と具体的な監査手続(テスト方法、サンプリング、収集すべき監査証拠)を設計し、本調査で実際に証拠を収集して評価する。つまり予備調査は本調査の前提となる準備段階であり、並行して行う非公式な調査でも、本調査後の事後評価でもなく、両者が同一の手続というのも誤りである。「予備=下見と作戦立案、本調査=証拠集めの実行」と覚えると流れを混同しない。
一問一答
全400問を繰り返し学習