問題
人的担保および物的担保に関する次のア〜エの記述のうち、適切なものの組み合わせを①〜④の中から1つ選びなさい。 ア. 連帯保証は、保証人を増やすことで債権回収の確実性を高める人的担保の一種である。 イ. 抵当権は、目的物の占有を債権者に移転して設定する担保物権である。 ウ. 質権は、債権者が目的物の引渡しを受けてこれを留置することができる担保物権である。 エ. 抵当権は、債務が弁済されても登記を抹消しない限り効力が存続する。
選択肢
- 1ア・エ
- 2イ・ウ
- 3イ・エ
- 4ア・ウ
正解
4. ア・ウ
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解説
アは適切で、保証・連帯保証は人(保証人)の資力をあてにする人的担保である。ウも適切で、質権は債権者が目的物の引渡しを受けて占有・留置できる担保物権である(民法342条・347条)。イは誤りで、抵当権は目的物の占有を設定者(債務者等)のもとに残したまま設定でき、占有を債権者に移転しない非占有担保である(369条)。占有移転を要するのは質権の方である。エも誤りで、抵当権は被担保債権に付従するため、債務が弁済されれば抵当権も消滅し、登記が残っていても実体上の効力はない(登記抹消は手続上の問題にすぎない)。人的担保と物的担保、占有移転の有無、付従性を整理しておくことが重要である。よって正解はア・ウ。
一問一答
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