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有価証券難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題有価証券 第11問

問題

打歩取得した満期保有目的債券(額面¥2,000,000、取得価額¥2,060,000、償還期間4年)について、決算で定額法により償却原価法を適用する。

選択肢

  1. 1(借) 満期保有目的債券 15,000 / (貸) 有価証券利息 15,000
  2. 2(借) 有価証券利息 60,000 / (貸) 満期保有目的債券 60,000
  3. 3(借) 満期保有目的債券 60,000 / (貸) 有価証券利息 60,000
  4. 4(借) 有価証券利息 15,000 / (貸) 満期保有目的債券 15,000

正解

4. (借) 有価証券利息 15,000 / (貸) 満期保有目的債券 15,000

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解説

打歩取得(オーバーパー)した満期保有目的債券は、取得価額が額面を上回っているため、償却原価法によって帳簿価額を満期の額面へ向けて減額していく。差額は取得価額¥2,060,000-額面¥2,000,000=¥60,000、償還期間は4年なので、定額法による当期の償却額=¥60,000÷4年=¥15,000となる。帳簿価額を減らす処理なので、仕訳は満期保有目的債券¥15,000を貸方に計上して帳簿価額を切り下げ、相手勘定の有価証券利息¥15,000を借方に計上する。借方の有価証券利息は収益の減額(マイナスの利息)を意味し、これにより受取クーポンから打歩部分が控除され、実質的な利回りが損益に反映される。割引取得では帳簿価額を増やし有価証券利息を貸方計上するのに対し、打歩取得では帳簿価額を減らし有価証券利息を借方計上するという、借方・貸方が逆になる点が最大のポイントである。

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