簿記1級に戻る
有価証券難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題有価証券 第14問

問題

売買目的で保有するI社社債(額面¥1,000,000、帳簿価額¥990,000)を額面¥100につき¥101で売却し、端数利息¥4,000とともに代金を当座預金で受け取った。

選択肢

  1. 1(借) 当座預金 1,010,000 / (貸) 売買目的有価証券 990,000, 有価証券売却益 20,000
  2. 2(借) 当座預金 1,014,000 / (貸) 売買目的有価証券 1,010,000, 有価証券利息 4,000
  3. 3(借) 当座預金 1,014,000 / (貸) 売買目的有価証券 990,000, 有価証券売却益 20,000, 有価証券利息 4,000
  4. 4(借) 当座預金 1,014,000 / (貸) 売買目的有価証券 990,000, 有価証券売却益 24,000

正解

3. (借) 当座預金 1,014,000 / (貸) 売買目的有価証券 990,000, 有価証券売却益 20,000, 有価証券利息 4,000

詳しい解説を見る

解説

利付債券を利払日の間に売却したときは、売却損益と経過利息(端数利息)を分けて処理する。売却価額は額面¥1,000,000×売却単価101/100=¥1,010,000で、帳簿価額¥990,000との差¥1,010,000-¥990,000=¥20,000が有価証券売却益となる。さらに、前回利払日から売却日までの経過利息¥4,000は、売主である当社が保有していた期間に対応する利息であり、買主から受け取るため有価証券利息(収益)の貸方に計上する。受取総額は売却価額¥1,010,000+経過利息¥4,000=¥1,014,000で、これを当座預金として借方に計上する。貸方は売買目的有価証券¥990,000、有価証券売却益¥20,000、有価証券利息¥4,000となる。経過利息を売却益に含めて¥24,000としてしまう誤りが典型的だが、売却損益(資本取引的な値上がり益)と利息(期間収益)は性質が異なるため必ず区別する。

仕訳問題を解く

4分野の700問を学習

有価証券の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では簿記1級の全700問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算の4分野を仕訳から体系的に押さえることが合格への王道です。