簿記1級に戻る
有価証券難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題有価証券 第32問

問題

保有するU社株式(売買目的、帳簿価額¥600,000)について、U社から1株当たりの配当金領収証¥30,000を受け取った。

選択肢

  1. 1(借) 現金 30,000 / (貸) 売買目的有価証券 30,000
  2. 2(借) 売買目的有価証券 30,000 / (貸) 受取配当金 30,000
  3. 3(借) 現金 30,000 / (貸) 受取配当金 30,000
  4. 4(借) 現金 30,000 / (貸) 有価証券利息 30,000

正解

3. (借) 現金 30,000 / (貸) 受取配当金 30,000

詳しい解説を見る

解説

正しい仕訳は(借)現金¥30,000/(貸)受取配当金¥30,000である。株式を保有していると、発行会社から利益の分配として配当金を受け取ることがある。受け取った配当金領収証は、銀行等へ持ち込めば直ちに現金化できる通貨代用証券に該当するため、簿記上は受領時点で「現金」として処理する。相手勘定は収益である「受取配当金」(営業外収益)であり、¥30,000を計上する。ここで誤りやすいのは、配当の受取が有価証券そのものの価値の払戻しではない点である。配当は会社の利益分配であって株式の帳簿価額とは無関係なので、売買目的有価証券¥600,000の帳簿価額は一切減額しない。また、配当は株式から生じるため「受取配当金」を用い、公社債から生じる利息(有価証券利息)と区別する。現金預金の範囲(通貨代用証券)を問う論点としても頻出である。

仕訳問題を解く

4分野の700問を学習

有価証券の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では簿記1級の全700問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算の4分野を仕訳から体系的に押さえることが合格への王道です。