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有価証券難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題有価証券 第33問

問題

保有するV社社債(満期保有目的)について、利払日に利札期日到来分¥20,000を計上した(現金等は未受領で利札のみ)。

選択肢

  1. 1(借) 現金 20,000 / (貸) 有価証券利息 20,000
  2. 2(借) 満期保有目的債券 20,000 / (貸) 有価証券利息 20,000
  3. 3(借) 現金 20,000 / (貸) 受取配当金 20,000
  4. 4(借) 有価証券利息 20,000 / (貸) 現金 20,000

正解

1. (借) 現金 20,000 / (貸) 有価証券利息 20,000

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解説

正しい仕訳は(借)現金¥20,000/(貸)有価証券利息¥20,000である。社債などの公社債には利札(クーポン)が付されており、利払日が到来した利札は銀行等で直ちに換金できる通貨代用証券に該当する。したがって、まだ実際の現金を受け取っていなくても、期日の到来した利札を保有している時点で「現金」として処理する。相手勘定は収益である「有価証券利息」(営業外収益)であり、¥20,000を計上する。ポイントは二つある。第一に、株式から生じる分配は受取配当金、公社債から生じる利息は有価証券利息と区別すること。第二に、現金の範囲には硬貨や紙幣だけでなく、他人振出小切手・送金小切手・配当金領収証・期日到来後の公社債利札といった通貨代用証券が含まれること。後者は現金の範囲を問う論点として頻出であり、利札を受取手形や未収収益と処理しないよう注意する。

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