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有価証券難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題有価証券 第40問

問題

決算において、売買目的有価証券としてB2社株式(帳簿価額¥400,000、時価¥420,000)とC2社株式(帳簿価額¥300,000、時価¥260,000)を保有している。評価差額を純額で一括して計上する。

選択肢

  1. 1(借) 有価証券評価損 20,000 / (貸) 売買目的有価証券 20,000
  2. 2(借) 売買目的有価証券 20,000 / (貸) 有価証券評価益 20,000
  3. 3(借) 有価証券評価損 40,000 / (貸) 売買目的有価証券 40,000
  4. 4(借) 売買目的有価証券 60,000 / (貸) 有価証券評価益 60,000

正解

1. (借) 有価証券評価損 20,000 / (貸) 売買目的有価証券 20,000

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解説

正しい仕訳は(借)有価証券評価損¥20,000/(貸)売買目的有価証券¥20,000である。複数銘柄の売買目的有価証券を保有している場合、銘柄ごとに時価評価したうえで、その評価差額を合算し純額で損益を計上するのが原則である。まず銘柄ごとの評価差額を求めると、B2社は時価¥420,000-帳簿価額¥400,000=+¥20,000の評価益、C2社は時価¥260,000-帳簿価額¥300,000=△¥40,000の評価損となる。これらを相殺すると、正味の評価差額は+¥20,000-¥40,000=△¥20,000の評価損となる。よって有価証券評価損¥20,000を計上し、売買目的有価証券を純額¥20,000減額する。誤りやすいのは、評価益と評価損を相殺せず、評価益¥20,000と評価損¥40,000を両建てで総額表示してしまう点である。売買目的有価証券の評価差額は損益計算書上、有価証券評価損益として純額で表示されるため、相殺後の純額で仕訳するのが妥当である。

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