簿記1級に戻る
有価証券難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題有価証券 第85問

問題

売買目的で保有する外貨建有価証券(O3社株式、取得時1ドル¥135で100ドル=¥13,500)の決算日時価が100ドルのまま、決算日レートが1ドル¥150であった。期末評価を行う。

選択肢

  1. 1(借) 売買目的有価証券 1,500 / (貸) その他有価証券評価差額金 1,500
  2. 2(借) 売買目的有価証券 1,500 / (貸) 有価証券評価益 1,500
  3. 3(借) 有価証券評価損 1,500 / (貸) 売買目的有価証券 1,500
  4. 4(借) 売買目的有価証券 1,500 / (貸) 為替差益 1,500

正解

2. (借) 売買目的有価証券 1,500 / (貸) 有価証券評価益 1,500

詳しい解説を見る

解説

正しい仕訳は(借)売買目的有価証券¥1,500/(貸)有価証券評価益¥1,500です。売買目的有価証券は時価評価し評価差額を当期の損益とする区分で、外貨建ての場合は決算日の外貨建時価を決算日レートで換算した円貨額を期末評価額とします。本問は外貨時価が100ドルのまま変わらず、円換算額は100ドル×決算日レート¥150=¥15,000です。帳簿価額¥13,500(取得時100ドル×¥135)との差額¥1,500が評価益となります。重要な点として、売買目的有価証券では外貨ベースの時価変動による損益と為替レート変動による損益を区分せず、両者を合わせた評価差額をすべて有価証券評価損益(営業外損益)として一括計上します。本問は外貨時価が動かず差額の全額が円安による為替要因ですが、それでも為替差益ではなく有価証券評価益でまとめて処理する点に注意してください。これがその他有価証券や満期保有目的債券の換算処理との大きな違いです。

仕訳問題を解く

4分野の700問を学習

有価証券の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では簿記1級の全700問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算の4分野を仕訳から体系的に押さえることが合格への王道です。