問題
売買目的で保有する外貨建有価証券(O3社株式、取得時1ドル¥135で100ドル=¥13,500)の決算日時価が100ドルのまま、決算日レートが1ドル¥150であった。期末評価を行う。
選択肢
- 1(借) 売買目的有価証券 1,500 / (貸) その他有価証券評価差額金 1,500
- 2(借) 売買目的有価証券 1,500 / (貸) 有価証券評価益 1,500
- 3(借) 有価証券評価損 1,500 / (貸) 売買目的有価証券 1,500
- 4(借) 売買目的有価証券 1,500 / (貸) 為替差益 1,500
正解
2. (借) 売買目的有価証券 1,500 / (貸) 有価証券評価益 1,500
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解説
正しい仕訳は(借)売買目的有価証券¥1,500/(貸)有価証券評価益¥1,500です。売買目的有価証券は時価評価し評価差額を当期の損益とする区分で、外貨建ての場合は決算日の外貨建時価を決算日レートで換算した円貨額を期末評価額とします。本問は外貨時価が100ドルのまま変わらず、円換算額は100ドル×決算日レート¥150=¥15,000です。帳簿価額¥13,500(取得時100ドル×¥135)との差額¥1,500が評価益となります。重要な点として、売買目的有価証券では外貨ベースの時価変動による損益と為替レート変動による損益を区分せず、両者を合わせた評価差額をすべて有価証券評価損益(営業外損益)として一括計上します。本問は外貨時価が動かず差額の全額が円安による為替要因ですが、それでも為替差益ではなく有価証券評価益でまとめて処理する点に注意してください。これがその他有価証券や満期保有目的債券の換算処理との大きな違いです。
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