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有価証券難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題有価証券 第88問

問題

売買目的有価証券(Q3社株式)の取得に際し、約定代金¥500,000と売買委託手数料¥3,000を支払った。付随費用をすべて取得原価に算入し、代金合計を当座預金から支払う。

選択肢

  1. 1(借) 売買目的有価証券 503,000 / (貸) 当座預金 503,000
  2. 2(借) 売買目的有価証券 500,000, 支払手数料 3,000 / (貸) 当座預金 503,000
  3. 3(借) 売買目的有価証券 500,000 / (貸) 当座預金 500,000
  4. 4(借) 売買目的有価証券 497,000 / (貸) 当座預金 497,000

正解

1. (借) 売買目的有価証券 503,000 / (貸) 当座預金 503,000

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解説

正しい仕訳は(借)売買目的有価証券¥503,000/(貸)当座預金¥503,000です。有価証券を取得したときの取得原価は、本体の購入代金(約定代金)に、取得に直接要した付随費用を加えた金額とします。売買委託手数料はこの付随費用に該当するため、本体¥500,000に手数料¥3,000を加えた¥503,000が取得原価です。これをそのまま売買目的有価証券(借方)に計上し、支払総額¥503,000を当座預金(貸方)で支払います。誤りやすいのは、手数料を支払手数料などの費用として本体と分けて計上してしまうことですが、取得時の付随費用は費用処理せず取得原価に含めるのが原則です。なお関連論点として、売却時の手数料は取得原価に含めず、支払手数料として費用処理するか、売却損益に含めて純額表示する方法があり、取得時とは扱いが異なります。また配当落ち・利落ちで取得した場合の端数利息などは取得原価とは別に処理する点も区別して覚えておきましょう。

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