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圧縮記帳難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題圧縮記帳 第124問

問題

国庫補助金¥1,000,000を充当して機械¥4,000,000を取得(当座預金支払済・計上済)した。積立金方式により圧縮積立金を設定する。法人税等の影響は考慮しない(税効果なし)ものとする。決算における圧縮積立金の設定仕訳を示す。

選択肢

  1. 1(借) 固定資産圧縮損 1,000,000 / (貸) 機械 1,000,000
  2. 2(借) 機械 1,000,000 / (貸) 圧縮積立金 1,000,000
  3. 3(借) 圧縮積立金 1,000,000 / (貸) 繰越利益剰余金 1,000,000
  4. 4(借) 繰越利益剰余金 1,000,000 / (貸) 圧縮積立金 1,000,000

正解

4. (借) 繰越利益剰余金 1,000,000 / (貸) 圧縮積立金 1,000,000

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解説

積立金方式の設定仕訳は、繰越利益剰余金¥1,000,000を借方、圧縮積立金¥1,000,000を貸方に計上する。積立金方式は、直接減額方式と異なり固定資産の帳簿価額をいっさい減額せず、補助金相当額を利益処分の形で純資産の内部に留保(圧縮積立金として積立て)する方法である。会計上は固定資産を取得原価のまま計上し続けるため、財務諸表上の資産価値が補助金で歪まないという長所がある。税務上は申告調整(圧縮積立金の積立額を損金算入)により課税を繰り延べる。本問は税効果を考慮しないため、繰越利益剰余金を直接取り崩して圧縮積立金へ振り替える。両者とも純資産項目であり、純資産内部の振替にとどまる点に注意する。誤りやすいのは、積立金方式なのに固定資産圧縮損を計上して機械を減額してしまう点(それは直接減額方式の処理)である。積立金方式では資産は減額せず、減価償却も取得原価ベースで行い、積立金は償却の進行に応じて取り崩していく。

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