問題
のれん(取得原価¥2,000,000、20年以内の効果の及ぶ期間として10年で定額償却、直接法)について、当期1年分の償却を行う。償却の仕訳を示す。
選択肢
- 1(借) のれん償却 200,000 / (貸) のれん償却累計額 200,000
- 2(借) のれん償却 100,000 / (貸) のれん 100,000
- 3(借) のれん償却 200,000 / (貸) のれん 200,000
- 4(借) のれん 200,000 / (貸) のれん償却 200,000
正解
3. (借) のれん償却 200,000 / (貸) のれん 200,000
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解説
当期ののれん償却の仕訳は、のれん償却¥200,000を借方、のれん¥200,000を貸方に計上する。のれんは、超過収益力という性質上いずれ薄れていくと考えられるため、我が国の会計基準では規則的な償却を行う。具体的には、20年以内のその効果の及ぶ期間にわたり、定額法その他の合理的な方法で規則的に償却する。本問では効果の及ぶ期間を10年とし、のれん償却=取得原価¥2,000,000÷10年=¥200,000を計上する。無形固定資産のため記帳は直接法により、のれんの帳簿価額を直接減額する。費用勘定はのれん償却を用い、損益計算書では原則として販売費及び一般管理費に表示する。誤りやすいのは、間接法でのれん償却累計額を用いてしまう点や、20年を上限とする規則的償却を失念する点である。国際会計基準では非償却・減損のみとされるが、日本基準では20年以内の規則的償却を行う点が大きな違いであり試験でも問われやすい。直接法のため貸借対照表には未償却残高が表示される。
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