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無形固定資産難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題無形固定資産 第152問

問題

企業買収において、受け入れた純資産(時価)が¥6,000,000であるのに対し、支払対価が¥5,500,000であった。差額の処理に関する仕訳を示す。

選択肢

  1. 1(借) のれん 500,000 / (貸) 現金 500,000
  2. 2(借) 負ののれん 500,000 / (貸) 現金 500,000
  3. 3(借) 諸資産・諸負債(純額)6,000,000 / (貸) 現金 5,500,000, のれん 500,000
  4. 4(借) 諸資産・諸負債(純額)6,000,000 / (貸) 現金 5,500,000, 負ののれん発生益 500,000

正解

4. (借) 諸資産・諸負債(純額)6,000,000 / (貸) 現金 5,500,000, 負ののれん発生益 500,000

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解説

差額の処理の仕訳は、諸資産・諸負債(純額)¥6,000,000を借方、現金¥5,500,000・負ののれん発生益¥500,000を貸方に計上する。企業買収において、支払対価が受け入れた純資産の時価を下回る場合、その差額を負ののれんという。本問では受入純資産の時価¥6,000,000に対し支払対価が¥5,500,000であり、差額¥500,000が負ののれんとなる。負ののれんは、時価より安く事業を取得できたこと(割安購入益)を意味する。我が国の会計基準では、負ののれんが生じると見込まれる場合は取得原価の配分を見直したうえで、なお生じる負ののれんは、発生した事業年度の利益(負ののれん発生益)として一括で処理し、損益計算書では特別利益に表示する。資産計上や規則的な償却は行わない。誤りやすいのは、正ののれんと同様に負ののれんを負債計上して期間配分してしまう点である。正ののれんは資産計上して20年以内に償却するが、負ののれんは発生時に全額を利益として一時に認識する点が非対称であり、ここが重要な相違点となる。

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