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引当金難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題引当金 第204問

問題

前期に貸倒れとして処理し、貸倒引当金¥100,000を取り崩していた売掛金のうち¥100,000が当期に現金で回収された。

選択肢

  1. 1(借) 現金 100,000 / (貸) 貸倒引当金 100,000
  2. 2(借) 現金 100,000 / (貸) 売掛金 100,000
  3. 3(借) 現金 100,000 / (貸) 償却債権取立益 100,000
  4. 4(借) 現金 100,000 / (貸) 貸倒引当金戻入 100,000

正解

3. (借) 現金 100,000 / (貸) 償却債権取立益 100,000

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解説

前期に貸倒れとして処理し、貸倒引当金を取り崩して帳簿から消した売掛金が、当期に現金で回収された場合は、回収額¥100,000を償却債権取立益(収益)として処理します。借方は現金¥100,000、貸方は償却債権取立益¥100,000です。すでに前期の貸倒処理によって売掛金という債権は帳簿上消滅しているため、いまさら売掛金を復活させて相殺することはせず、思いがけず得た収入として当期の収益に計上します。これは費用収益対応および期間損益計算の考え方によるもので、前期に計上した貸倒れの費用処理を当期に遡って修正するのではなく、回収という新たな事実を当期の収益として認識します。貸倒引当金戻入と混同しやすいですが、戻入は引当金が過大なときに減額する処理であり、過年度に償却した債権の回収とは性質が異なります。回収できたのが当期に貸倒処理した債権なら、その期の貸倒処理自体を取り消す逆仕訳になる点も区別しておきます。

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