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引当金難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題引当金 第206問

問題

決算において、一般債権¥5,000,000に1%、貸倒懸念債権¥1,000,000に40%の貸倒れを見積もる。貸倒引当金の期末残高はなく、差額補充法による。

選択肢

  1. 1(借) 貸倒引当金繰入 450,000 / (貸) 貸倒引当金 450,000
  2. 2(借) 貸倒引当金繰入 50,000 / (貸) 貸倒引当金 50,000
  3. 3(借) 貸倒引当金繰入 400,000 / (貸) 貸倒引当金 400,000
  4. 4(借) 貸倒引当金繰入 540,000 / (貸) 貸倒引当金 540,000

正解

1. (借) 貸倒引当金繰入 450,000 / (貸) 貸倒引当金 450,000

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解説

貸倒引当金は債権を区分し、区分ごとに異なる見積率で計算します。一般債権¥5,000,000×1%=¥50,000、貸倒懸念債権¥1,000,000×40%=¥400,000を求め、これらを合算した¥50,000+¥400,000=¥450,000が必要な引当額です。引当金残高はゼロで差額補充法のため、¥450,000全額を貸倒引当金繰入(費用)として計上します。金融商品会計基準では、債権を一般債権・貸倒懸念債権・破産更生債権等の三つに区分し、一般債権は貸倒実績率法、貸倒懸念債権は財務内容評価法またはキャッシュ・フロー見積法、破産更生債権等は財務内容評価法というように回収可能性に応じて見積方法を変えます。回収不安が高い債権ほど高い率を当てるのが基本です。注意点として、区分ごとに計算してから合計する手順を踏むこと、そして全債権を一律の率でまとめて計算してしまわないことが重要で、債権区分の判定を誤ると引当額が大きくずれます。

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