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社債難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題社債 第238問

問題

額面総額¥5,000,000の社債を、払込金額¥100につき¥102(打歩)の条件で発行し、払込金は当座預金とした。

選択肢

  1. 1(借) 当座預金 5,000,000 / (貸) 社債 5,000,000
  2. 2(借) 当座預金 5,100,000 / (貸) 社債 5,000,000, 社債発行差金 100,000
  3. 3(借) 当座預金 5,100,000 / (貸) 社債 5,100,000
  4. 4(借) 社債 5,100,000 / (貸) 当座預金 5,100,000

正解

3. (借) 当座預金 5,100,000 / (貸) 社債 5,100,000

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解説

打歩発行は額面を上回る金額で募集するケースで、市場金利よりクーポン利率が高いときなどに生じる。払込金額=¥5,000,000×102/100=¥5,100,000となり、当座預金¥5,100,000の増加に対し、社債は払込金額¥5,100,000で計上する。社債は額面ではなく払込金額(手取額)で当初認識するため、額面を上回る¥100,000も含めて社債の貸方に計上し、社債発行差金のような別勘定は用いない。額面との差額¥100,000は実質的な利息の調整であり、金融商品会計基準の償却原価法によって満期までの各期に配分する。打歩発行では帳簿価額が額面より大きいため、毎期その差額分だけ帳簿価額を減額し、これに伴って社債利息を減らしていく。割引発行が帳簿価額を額面まで増やし社債利息を増やすのとは逆向きになる点が、最も間違えやすいところである。発行時点ではまだ償却は行わない。

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