問題
額面総額¥5,000,000の社債(払込金額¥100につき¥96、期間5年)について、定額法による償却原価法を適用し、当期分の償却額を計上する。
選択肢
- 1(借) 社債利息 200,000 / (貸) 社債 200,000
- 2(借) 社債利息 40,000 / (貸) 社債 40,000
- 3(借) 社債 40,000 / (貸) 社債利息 40,000
- 4(借) 社債利息 40,000 / (貸) 当座預金 40,000
正解
2. (借) 社債利息 40,000 / (貸) 社債 40,000
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解説
この社債は¥100につき¥96の割引発行であり、額面と払込金額の差額=¥5,000,000×(100−96)/100=¥200,000が償却原価法で配分すべき金額となる。定額法ではこの差額を期間で均等に割り、¥200,000÷5年=¥40,000が当期の償却額である。割引発行では帳簿価額を満期に向けて額面まで増やしていくため、¥40,000を社債利息(費用)として計上し、同額だけ社債の帳簿価額に加算する。これは金融商品会計基準が、額面と払込金額の差額を金利の調整とみなし償却原価法で各期の損益に配分すると定めていることに基づく。注意したいのは、この¥40,000は現金の支出を伴わない帳簿上の調整であり、当座預金ではなく社債を相手勘定とする点である。また科目は支払利息ではなく社債利息を用いる。利息法を採るとクーポンと利息費用の差額を社債に加減するが、本問は定額法なので毎期一定額となる。
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