簿記1級に戻る
新株予約権難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題新株予約権 第272問

問題

一括法で処理している転換社債型新株予約権付社債(帳簿価額¥8,000,000)のうち、額面¥4,000,000分(帳簿価額¥4,000,000)が株式に転換された。会社法規定の最低額を資本金とする。

選択肢

  1. 1(借) 社債 8,000,000 / (貸) 資本金 4,000,000, 資本準備金 4,000,000
  2. 2(借) 社債 4,000,000 / (貸) 資本金 4,000,000
  3. 3(借) 当座預金 4,000,000 / (貸) 資本金 2,000,000, 資本準備金 2,000,000
  4. 4(借) 社債 4,000,000 / (貸) 資本金 2,000,000, 資本準備金 2,000,000

正解

4. (借) 社債 4,000,000 / (貸) 資本金 2,000,000, 資本準備金 2,000,000

詳しい解説を見る

解説

一括法で処理している転換社債型新株予約権付社債の一部が転換されたケースである。一括法では社債と新株予約権を区分せず全額を社債として計上しているため、新株予約権勘定は存在しない。転換されたのは額面¥4,000,000分(帳簿価額¥4,000,000)であり、この帳簿価額¥4,000,000をそのまま資本へ振り替える。会社法に従い最低額を資本金とすると、¥4,000,000×2分の1=¥2,000,000を資本金、残り¥2,000,000を資本準備金とする。仕訳は社債¥4,000,000を借方に、資本金¥2,000,000と資本準備金¥2,000,000を貸方とする。一部転換のため、未転換の残り¥4,000,000分の社債は負債として残る点に注意したい。誤りやすいのは、未転換分まで含め社債¥8,000,000全額を取り崩す点、転換社債型なのに当座預金を受け取る仕訳にする点である。転換は代用払込で現金は動かないこと、振り替えるのは転換された部分の帳簿価額だけであることを押さえたい。

仕訳問題を解く

4分野の700問を学習

新株予約権の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では簿記1級の全700問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算の4分野を仕訳から体系的に押さえることが合格への王道です。