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自己株式難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題自己株式 第286問

問題

自己株式200株を1株¥3,000で取得し、代金を当座預金から支払った。付随費用は考慮しない。

選択肢

  1. 1(借) 当座預金 600,000 / (貸) 自己株式 600,000
  2. 2(借) 資本金 600,000 / (貸) 当座預金 600,000
  3. 3(借) 自己株式 600,000 / (貸) 当座預金 600,000
  4. 4(借) 自己株式 600,000 / (貸) 資本金 600,000

正解

3. (借) 自己株式 600,000 / (貸) 当座預金 600,000

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解説

自己株式とは、会社が発行した自社の株式を会社自身が取得し保有しているものをいう。本問では1株¥3,000で200株を取得しているため、取得原価は¥3,000に200株を乗じた¥600,000となり、借方に自己株式¥600,000、貸方に当座預金¥600,000を計上する。ここで最も重要なのは、自己株式は資産ではなく純資産の控除項目として扱われる点である。貸借対照表では純資産の部の末尾に自己株式としてマイナス表示され、株主資本から控除される。自己株式の取得は、実質的には株主に対する出資の払戻しと同じ性格を持つため、有価証券のように資産計上するのではなく純資産を減少させる処理となる。他社の株式を取得する有価証券の処理と混同しやすいが、自社の株式を取得した場合はまったく異なる会計処理となる点に注意したい。取得した自己株式は、後日処分したり消却したりすることができ、その際にはその他資本剰余金で差額を調整することになる。まずは取得原価で純資産の控除項目として計上するという基本を確実に押さえたい。

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