問題
決算日において、外貨建ての短期貸付金$5,000(帳簿価額¥750,000、貸付時相場1ドル¥150)がある。決算時の直物為替相場は1ドル¥147であった。決算時の換算替えの仕訳を行う。
選択肢
- 1(借) 短期貸付金 15,000 / (貸) 為替差損益 15,000
- 2(借) 為替差損益 15,000 / (貸) 受取利息 15,000
- 3(借) 為替差損益 15,000 / (貸) 短期貸付金 15,000
- 4仕訳なし
正解
3. (借) 為替差損益 15,000 / (貸) 短期貸付金 15,000
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解説
結論として短期貸付金は貨幣項目で決算時相場により換算する。$5,000×¥147=¥735,000、帳簿¥750,000より¥15,000減少し、資産の減少は為替差損(借方)となり、(借)為替差損益15,000(貸)短期貸付金15,000とする。計算は決算日レート¥147で換算したあるべき額と貸付時レート¥150の帳簿価額の差をとる。理論的に、貸付金は将来一定額の外貨を回収する金銭債権であり貨幣項目に該当するため、決算日には直物相場(CR)で換算替えし為替差損益を計上する。本問は1ドル¥150から¥147へ円高が進行したため、回収できる外貨を円換算した額が減り、債権が¥15,000目減りする。資産の減少は損失方向に働くため為替差損(借方)となる。誤りやすい点は、換算差額を受取利息で処理してしまうこと(利息と換算差額は別物で、換算差額は必ず為替差損益)、また債権の円高を差益と取り違えることである。債権の円高=差益ではなく差損であり、円安なら差益となる点を方向で確実に押さえる。
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