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外貨換算難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題外貨換算 第334問

問題

決算日において、現金実査により外貨現金$1,000(帳簿価額¥150,000、取得時相場1ドル¥150)を保有していることが判明した。決算時の直物為替相場は1ドル¥153であった。決算時の換算替えの仕訳を行う。

選択肢

  1. 1(借) 為替差損益 3,000 / (貸) 現金 3,000
  2. 2(借) 現金 3,000 / (貸) 雑収入 3,000
  3. 3(借) 現金 3,000 / (貸) 為替差損益 3,000
  4. 4仕訳なし

正解

3. (借) 現金 3,000 / (貸) 為替差損益 3,000

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解説

結論として外貨現金は貨幣項目で決算時相場により換算する。$1,000×¥153=¥153,000、帳簿¥150,000より¥3,000増加し為替差益(貸方)となり、(借)現金3,000(貸)為替差損益3,000とする。計算は決算日レート¥153で換算したあるべき額と取得時レート¥150の帳簿価額の差をとる。理論的に、外国通貨そのものや外貨建預金は、最も典型的な貨幣項目であり決算日には直物相場(CR)で換算替えして為替差損益を計上する。外貨現金は手元にある外貨という資産で、円換算額が為替相場によって変動する。本問は円安で同じ$1,000がより多くの円に評価されるため資産が増え、為替差益となる。誤りやすい点は、現金の評価差額を雑収入で処理してしまうこと(為替変動による差額は雑収入ではなく為替差損益)、また有形固定資産のような非貨幣項目と混同して換算替えしないことである。外貨現金・外貨預金・外貨建債権債務はいずれも貨幣項目で決算時換算の対象となる点を押さえておく。

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