問題
商品$20,000を掛けで輸入し、同時に為替予約を振当処理した。輸入時の直物相場1ドル¥150、予約相場1ドル¥153である。振当処理により買掛金は予約相場で固定し、直物相場との差額は当期の損益とする。仕入計上の仕訳を行う。
選択肢
- 1(借) 仕入 3,000,000, 為替差損益 60,000 / (貸) 買掛金 3,060,000
- 2(借) 仕入 3,060,000 / (貸) 買掛金 3,060,000
- 3(借) 仕入 3,000,000 / (貸) 買掛金 3,000,000
- 4(借) 仕入 3,060,000 / (貸) 買掛金 3,000,000, 為替差損益 60,000
正解
1. (借) 仕入 3,000,000, 為替差損益 60,000 / (貸) 買掛金 3,060,000
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解説
結論として振当処理では取引時に直物相場で仕入を計上($20,000×¥150=¥3,000,000)し、買掛金は予約相場で固定($20,000×¥153=¥3,060,000)し、差額¥60,000は本問の指示により当期の為替差損として処理する。計算は、仕入は取引日直物¥150、買掛金は予約¥153で換算し、両者の差を貸借差額として為替差損益に計上する。理論的に、振当処理は為替予約により確定した円貨額(予約レート)を外貨建債権債務に振り当てる簡便法で、取引時の直物相場と予約相場の差額を直直差額という。この直直差額は予約時点で既に判明する取引そのものに係る差額であり、原則として予約日の属する期間にわたり配分するが、重要性が乏しい等の場合は本問のように当期の損益として一括処理することも認められる。誤りやすい点は、仕入まで予約相場で計上してしまうこと(ヘッジ対象の費用・収益は取引日直物で計上し、債権債務だけを予約相場で固定する)、また直々差額と直先差額(予約相場と直物相場の差で期間配分する利息的性格の差額)を混同することである。
仕訳問題を解く
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