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外貨換算難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題外貨換算 第337問

問題

売掛金$10,000の発生(取引時相場1ドル¥150、帳簿¥1,500,000)と同時に為替予約(振当処理、予約相場1ドル¥148)を行った。振当処理により売掛金を予約相場で固定する。予約締結時の差額調整の仕訳を行う。

選択肢

  1. 1(借) 売掛金 20,000 / (貸) 為替差損益 20,000
  2. 2(借) 為替差損益 20,000 / (貸) 売上 20,000
  3. 3(借) 為替差損益 20,000 / (貸) 売掛金 20,000
  4. 4仕訳なし

正解

3. (借) 為替差損益 20,000 / (貸) 売掛金 20,000

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解説

結論として振当処理で売掛金を予約相場に固定すると、$10,000×¥148=¥1,480,000となり帳簿¥1,500,000より¥20,000減少し、資産の減少は為替差損(借方)として(借)為替差損益20,000(貸)売掛金20,000で処理する。計算は、取引日直物¥150で計上済の売掛金¥1,500,000を予約相場¥148に振り当て直し、その差額を直直差額として為替差損益に計上する。理論的に、振当処理では外貨建債権債務を為替予約で確定した予約相場の円貨額に固定する。本問は取引日直物¥150より予約相場¥148が円高であるため、回収できる円貨が¥20,000少なく確定し、債権が目減りする。資産の減少は為替差損となる。直直差額(取引日直物と予約相場の差)は予約が取引と同時のため当期の損益として処理する。誤りやすい点は、予約相場と決済日相場を混同すること、また売上を予約相場で計上し直してしまうことである。振当処理で動かすのは債権債務の帳簿価額であり、すでに計上した収益(売上)は変更しない。

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