問題
在外支店の換算において、本店からの送金額に対応する本店勘定$2,000がある。本店における支店への送金時の相場は1ドル¥150であった。在外支店の本店勘定は本店送金時の相場で換算する。支店における本店勘定の計上を含む仕訳を選びなさい。
選択肢
- 1(借) 現金 300,000 / (貸) 本店 320,000, 為替差損益 20,000
- 2(借) 本店 300,000 / (貸) 現金 300,000
- 3(借) 現金 320,000 / (貸) 本店 320,000
- 4(借) 現金 300,000 / (貸) 本店 300,000
正解
4. (借) 現金 300,000 / (貸) 本店 300,000
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解説
結論として在外支店の本店勘定は、本店における支店勘定の金額(本店送金時の相場)と一致させ、$2,000×¥150=¥300,000を本店勘定として計上する。本問では現金受取と同時に計上するため(借)現金300,000(貸)本店300,000となる。理論的に、在外支店の財務諸表を本店の通貨に換算する際、本店勘定・本店からの送金額などの本支店間項目は、本店側で計上している支店勘定の金額(=本店が送金した時の相場で換算した額)と一致させなければならない。本支店勘定は内部取引であり、最終的に合併財務諸表で相殺消去するため、両者の金額が食い違うと相殺できなくなるからである。そこで本店勘定は決算日相場ではなく本店送金時の相場(HR)で換算する。誤りやすい点は、本店勘定を決算日相場で換算替えしてしまうことである。在外支店の換算では、本店勘定はHRで本店側と一致させ、貨幣項目はCR、非貨幣項目はHRで換算し、最終的な貸借差額を為替差損益として処理する、という換算の枠組みを理解しておく必要がある。
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