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外貨換算難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題外貨換算 第343問

問題

在外支店の財務諸表項目を換算する際、収益・費用は原則として期中平均相場(AR)または取引時相場(HR)で換算する。本問では当期の在外支店の換算により、貸借差額として為替差損¥35,000が生じた。この差額を計上する仕訳を行う。

選択肢

  1. 1(借) 本店 35,000 / (貸) 為替差損益 35,000
  2. 2(借) 為替差損益 35,000 / (貸) 為替換算調整勘定 35,000
  3. 3仕訳なし
  4. 4(借) 為替差損益 35,000 / (貸) 本店 35,000

正解

4. (借) 為替差損益 35,000 / (貸) 本店 35,000

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解説

結論として在外支店の換算で生じる差額は当期の損益(為替差損益)として処理する。貸借差額の為替差損¥35,000を借方に計上し、相手は本店勘定で調整するため(借)為替差損益35,000(貸)本店35,000とする。理論的に、在外支店の財務諸表項目は、収益・費用を期中平均相場(AR)または取引時相場(HR)、貨幣項目を決算日相場(CR)、非貨幣項目をHR、本店勘定を本店側と一致するHRで換算する。各項目を異なる相場で換算する結果、貸借が一致しなくなり貸借差額が生じる。この差額は在外支店の換算上は当期の為替差損益として損益計算書に計上する。最重要の留意点は、在外子会社の換算(換算によって生じる差額は為替換算調整勘定として純資産に計上)との違いである。支店は本店と一体(同一企業内)なので差額を当期損益とするのに対し、子会社は別法人なので連結上の換算差額を純資産項目(為替換算調整勘定)とする。誤りやすい点は、この両者を取り違えて支店の換算差額を為替換算調整勘定としてしまうことである。

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