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現金預金・金銭債権難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題現金預金・金銭債権 第370問

問題

銀行勘定調整表を作成したところ、決算日に得意先から当座振込¥80,000があったが当社に未通知(連絡未達)であった。当社側で必要な修正の仕訳を行う。

選択肢

  1. 1(借) 売掛金 80,000 / (貸) 当座預金 80,000
  2. 2(借) 当座預金 80,000 / (貸) 受取手形 80,000
  3. 3仕訳なし
  4. 4(借) 当座預金 80,000 / (貸) 売掛金 80,000

正解

4. (借) 当座預金 80,000 / (貸) 売掛金 80,000

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解説

結論として未通知の入金(連絡未達)は当社の帳簿に未記帳のため修正仕訳が必要であり、(借)当座預金80,000(貸)売掛金80,000として当座預金を増加させ対応する売掛金を減少させる。理論的に、銀行勘定調整表は、当社の当座預金帳簿残高と銀行の残高証明書残高が一致しない原因を調整するために作成する。不一致の原因のうち、当社が把握しておらず帳簿に反映できていない項目(連絡未達・未記帳)は当社側で修正仕訳を行う必要がある。一方、銀行側の処理の問題(未取付小切手・時間外預入など)は当社の帳簿は正しいため修正不要である。本問の得意先からの振込未通知は、入金は事実として銀行残高に反映されているが当社が知らず未記帳の状態なので、当社で当座預金の増加と売掛金の回収を記帳する。誤りやすい点は、当社修正項目と銀行側調整項目を取り違えることである。修正仕訳が必要なのは「当社が未記帳・誤記帳のもの」だけで、銀行側のタイミングの問題は仕訳しない。連絡未達の入金・自動引落し・未渡小切手などが当社修正項目の代表例である。

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