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合併・連結難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題合併・連結 第402問

問題

当社はA社を吸収合併し、A社の諸資産(時価)¥1,000,000と諸負債(時価)¥400,000を受け入れた。合併の対価として当社株式を交付し、その時価総額(増加資本=すべて資本金)は¥700,000であった。パーチェス法による合併の仕訳を示しなさい。

選択肢

  1. 1(借) 諸資産 1,000,000 / (貸) 諸負債 400,000, 資本金 600,000
  2. 2(借) 諸資産 1,000,000, のれん 100,000 / (貸) 諸負債 400,000, 資本金 700,000
  3. 3(借) 諸資産 1,000,000 / (貸) 諸負債 400,000, 資本金 700,000, 負ののれん発生益 ▲100,000
  4. 4(借) 諸資産 1,000,000, のれん 700,000 / (貸) 諸負債 400,000, 資本金 1,300,000

正解

2. (借) 諸資産 1,000,000, のれん 100,000 / (貸) 諸負債 400,000, 資本金 700,000

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解説

結論として、受け入れた諸資産・諸負債を時価で計上し、取得原価が受入純資産を上回る差額をのれん(資産)として計上する。計算過程は次のとおり。まず受入純資産(時価)=諸資産1,000,000−諸負債400,000=600,000を求める。次に取得原価を確定すると、対価として交付した株式の時価総額700,000がそのまま取得原価となる。最後にのれん=取得原価700,000−受入純資産600,000=100,000を算定し、借方にのれん100,000を計上する。会計基準上、企業結合のうち「取得」と判定された合併はパーチェス法で処理し、被取得企業の資産・負債を支配獲得日の時価(公正価値)で受け入れ、取得原価との差額をのれんまたは負ののれんとする。のれんは20年以内の効果の及ぶ期間にわたり規則的に償却する。誤りやすい点は、受入資産を簿価で計上してしまうことと、株式交付に要した費用を取得原価に加算してしまうこと(取得関連費用は発生時費用)。2級でものれんの基本構造は学ぶが、1級では負ののれんや取得原価の構成要素まで問われる。

仕訳問題を解く

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