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合併・連結難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題合併・連結 第406問

問題

当社はD社を吸収合併した。D社の諸資産(時価)¥1,500,000、諸負債(時価)¥500,000で、対価として交付した当社株式の時価総額(全額資本金)は¥1,200,000であった。合併の仕訳として正しいものを選びなさい。

選択肢

  1. 1(借) 諸資産 1,500,000 / (貸) 諸負債 500,000, 資本金 1,000,000
  2. 2(借) 諸資産 1,500,000, のれん 200,000 / (貸) 諸負債 500,000, 資本金 1,200,000
  3. 3(借) 諸資産 1,500,000, のれん 1,200,000 / (貸) 諸負債 500,000, 資本金 2,200,000
  4. 4(借) 諸資産 1,500,000 / (貸) 諸負債 500,000, 資本金 1,200,000, 負ののれん発生益 200,000

正解

2. (借) 諸資産 1,500,000, のれん 200,000 / (貸) 諸負債 500,000, 資本金 1,200,000

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解説

吸収合併はパーチェス法(取得法)により処理し、受け入れる資産・負債は原則として時価で計上する。まず受入純資産(時価)=諸資産1,500,000−諸負債500,000=1,000,000を算定する。次に取得原価は交付した当社株式の時価総額1,200,000であり、取得原価1,200,000が受入純資産1,000,000を上回るため、その差額1,200,000−1,000,000=200,000がのれん(無形固定資産)として借方に計上される。仕訳は借方に諸資産1,500,000とのれん200,000、貸方に諸負債500,000と資本金1,200,000(全額資本金の指示)となり貸借が一致する。のれんは超過収益力の対価を意味する。誤りやすいのは、差額を負ののれん発生益としたり、のれんを取得原価そのままの金額で計上する点である。取得原価が純資産を上回ればのれん、下回れば負ののれんと、向きを正確に判断することが重要である。

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