問題
吸収合併で計上したのれん¥120,000について、効果の及ぶ期間20年で定額法により1年分の償却を行う。決算における仕訳を示しなさい。
選択肢
- 1(借) のれん償却 6,000 / (貸) のれん 6,000
- 2(借) のれん償却 12,000 / (貸) のれん 12,000
- 3(借) のれん 6,000 / (貸) のれん償却 6,000
- 4(借) のれん償却 120,000 / (貸) のれん 120,000
正解
1. (借) のれん償却 6,000 / (貸) のれん 6,000
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解説
のれんは、企業結合会計基準により、その効果の及ぶ期間にわたって20年以内で定額法その他合理的な方法で規則的に償却する。本問の年間償却額=のれん計上額120,000÷償却期間20年=6,000であり、決算において借方「のれん償却(販売費及び一般管理費)」6,000、貸方「のれん」6,000を計上する。のれん償却は費用として損益計算書の営業費用区分に表示され、貸方でのれん(無形固定資産)を直接減額する点が特徴で、有形固定資産のような間接控除(減価償却累計額)は用いない。誤りやすい点として、償却額を120,000そのまま計上したり、月数按分を要する設例で年額をそのまま使うミスがある。国際会計基準(IFRS)ではのれんは償却せず減損テストのみを行うが、日本基準では規則的償却を行う点が大きな違いであり、1級ではこの基準差も理解しておきたい。
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