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M&A実務難易度: 標準

中小企業M&A実務能力・倫理検定試験 一問一答|M&A実務 第77問

問題

F社の経営者は、親族以外の役員Gに事業を承継させたいと考えているが、Gには株式の買取資金が不足している。事業承継ガイドライン(第3版)の記述に照らし、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1役員による株式取得はEBO、従業員による株式取得はMBOと呼ばれる
  2. 2親族以外への承継では、経営者の親族株主の了解を得ることは重要なポイントとはされておらず、株式の買取資金の調達方法も後継者個人の金融機関からの借入れに限られる
  3. 3Gが設立したSPCにファンド等が出資し、SPCが不足分を金融機関から借り入れて株式を買い取り、F社からSPCへの配当等で借入れを返済する方法がある
  4. 4従業員承継では株式を無償で移転することが通常であり、資金調達が課題となることは少ない

正解

3. Gが設立したSPCにファンド等が出資し、SPCが不足分を金融機関から借り入れて株式を買い取り、F社からSPCへの配当等で借入れを返済する方法がある

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解説

事業承継ガイドライン(第3版)は、MBO(役員による株式取得)やEBO(従業員による株式取得)に代表されるように、従業員承継では有償の譲渡により株式等の承継が行われることが多く、資金調達の成否が非常に重要であると同時に高いハードルになっているとする。そのうえで、後継者が設立したSPCにファンドやVC等が出資し、SPCが不足分を金融機関から借り入れて現経営者から株式を買い取り、対象会社からの配当等で借入れを返済するスキームを紹介している。また従業員承継の重要なポイントとして親族株主の了解を得ることを挙げている。MBOとEBOを逆にした記述は誤りである。

一問一答

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